We Nod Interview: XLII - Ego Friendly!

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XLII “EGO FRIENDLY” INTERVIEW

Q : アルバムのリリースおめでとう!まずは自己紹介をお願いします。 XLII (以下、X) : XLIIっていう書き方でシリーと申します。1983年にウクライナに生まれて、小学校からずっとイギリスに住んでいました。MC、トラックメーカー、エンジニアなどをやってます。2004年の夏にロンドンから東京に引っ越しました。 Q : XLII (シリー) という名前の由来は何? X : かなり変な話ですけど、XLIIっていうのはローマ数字の42なんです。何故か生まれからこの番号はずっと俺をストーカーしています。本当に。例えば、部 屋番号は42か242になったりとか、口座番号の最後の数字は42とか、電話番号もそうだし。。。別に自分から選んでるわけないのに、なぜかついてくるん ですよ。僕の母が42歳になって、ガンでなくなったとき、「ヤバイな!」と思って、「俺はやっぱ四十二Manだ!」と思って、XLIIにしました (笑)。ほとんどの人がXLIIっていうスペルの事を「スライ」と読むはずなんだけど、「スライ」はSylvester Stalloneのあだ名なので、シリーっていう読み方にしました。 Q : XLII はウクライナ出身だけど、ウクライナの音楽シーンはどうなの? X : ウクライナ出身ですけど、あまり住んでた事ないので、そんなに詳しくないです。でも、友達の話を聞くと、やっぱDnBやDubstepみたいな音楽が最近 流行っているみたい。基本的にドイツ系のテクノみたいな音楽か、De La SoulみたいなポジティヴなHip-Hopが多いですけど。ウクライナは凄く広い国なので、クラブはマジでデカイです!ウクライナ人は皆本当にテンショ ンが高くて、クラブに行くと笑いが止まらない!毎回「こいつらは本当にいかれてるなー!」と思っちゃう (笑)。今度映像を撮ってYou Tubeにアップします (笑)。 Q : 音楽を作り始めたのはいつ? きっかけは? X : 基本的に家族は皆ミュージシャンですよ。なので、本当に若い頃からずっと楽器で遊んだりとかしてたし、自由に好きな音楽を買っていました。7歳頃に Hip-Hopにはまってしまったが、ラップをし始めたのは多分11歳頃かもしれない。その時Gangster Rapをやっていました (笑)。完全「AK47でMother Fuckerを殺す!」リリックばっかりでした (笑)。11歳ね (笑)。13歳頃にアルバムを出そうと思ったけど (笑)、俺の周りに(周りっていうのは同級生 (笑)。トラックを作れる人誰も居なかったので、自分で作ろうと思って、作り始めました。それは96年の話かもしれないですね。その時作ったアルバムは今 でも残っています。オッサンになったら、ロストテープスで出します!(笑) Q : 影響を受けたアーティストはいる? X : 本当にたくさんいます。7歳から16歳までやっぱりOldとMiddle Skoolの皆ですね。個人的にちょい変わったフローでヤバイリリックを言う人が好きだったので、やっぱPharaoh Monchとか、B-realとか、KRSとかに本当にやられていました。中学生になった時、誰よりも本当にCompany Flowにやられました!Soundbombing Vol. 1で「Fire in which you burn」を聞いたら、1週間ぐらいショックだったかも (笑)。その時にスタンダードじゃないHip-hopもやっていいと理解できた!「ジャンルは何なの?ルールは何なの?!」と考えて続けて、「オリジナル さや自分のスタイルは何よりも大事」と思いました。っていう事で本当にCo-Flowに感謝しています。 Q : やはりイギリスのヒップホップの影響は大きい? X : そうですね。イギリスのHip-hopはもっと大人向けなので、高校生になってから本当にオタクな感じではまって、だから影響が大きいですね。例えばビー トの打ち方とか、サンプルのネタとか。イギリスのHip-Hopはアメリカとだいぶ違うんですね。アメリカだと、ちょいユルイ感じで、ちょい甘い事をいう 感じですね。アメリカのGangsterラップでもそんなに怖く聞こえないですね。イギリスのHip-hopだと、ビートやベースは本当に強くて、超タイ トですよ。MCもリズムが本当にタイトで早口ですね。国としてイギリスを見ると、マジで暗くて、天気がずっと悪くて、物価が高い所なので、皆ずっとビンボ ウな気分です (笑)。 それはイギリスのHip -hopで良く伝わる。めっちゃリアルなので、そっちのほうが怖い。そのリアルさに超影響を受けました。自分をかっこつけないし、ウソや偽モノは何もない から。たまにクラブでサングラスをかけている奴が居るからね (笑)。 Q : アルバムについて聞きたいんだけど、たくさんゲストが参加してるね。各アーティストについて教えてもらえる? X : 日本人のMCだと大阪のSuppon RecordsのGeboさんですね。彼は本当に早口なMCなのに、ノリがめっちゃ良くて、はっきりな発音で、楽しく聞けるMCですね。スキルが本当に高 いです!もう一人の日本人MCで、彼も大阪なんですけど、MC Leoっていう人ですね。彼は去年まで熱く関東で活動していました。Leo君のポイントがシンプルな分かりやすいリリックで、覚えやすいパンチラインをガ ンガンで言う。後は彼の声ですね。めちゃくちゃかっこいい声を持つ奴ですね。最高な人間です。 他はもちろんBroken Hazeですね。Electric Hip-hopモンスターですね (笑)。彼も最初から超クオリティーが高い作品ばかり出していて、めちゃくちゃオリジナルなトラックメーカーですね。彼のような盛り上がったパソコンライ ブを見た事ないです!コイツはヤバイっす!後はMattbですね。世界の人です。世界中ライブ活動をし続けて、今は Bass Scienceっていうユニットで凄い注目を集まっている人です。Low End Theoryみたいなイベントと、ヨーロッパのデカいフェスとかでプレイしながらどんどんヤバイ音楽を出しています! スクラッチで参加しているDJは毎回間違えないヤバイ天才DJ Ken-Oneじゃい (笑)!彼の事を知らない人はあまり居ないと思いますけど、紹介します。スクラッチの天才DJでございます!今まで数えられないぐらい最高な作品に参加し たり、コンスタントで彼にしかできないスクラッチでリアルタイムで曲作りライブをやったりとかしています!しかも、めちゃくちゃいい奴ですよ。後はDJ Audaceですね。「Ego Friendly」の6曲目「Something Blissful」っていう曲を聞いたら、彼のヤバサを分かると思います!1年間ぐらい、彼に僕のライブセットに参加してもらって、毎回マイッカイ間違え なく決まります!ちょーーーータイトですよ、彼は!彼が作っている曲も半端じゃなすぎるので、是非チェックしてください! Q : broken hazeのレーベル “raid system” からリリースすることになった経緯は? X : 昔からBroken Hazeと仲良くしていて、同じイベント出たりとか、たまに一緒に遊んだりとかしていて、それで、去年に彼のRaid Systemっていうアルバムに「Raid System」っていうメインな曲にMCで参加しました。実際はあの曲の内容が今のRaid Systemレーベルの話でした。Raid Systemっていうのはレーベルだけじゃなくて、コミュニティーみたいなことですよ。面白い人とつながって、面白いことをやりたい。白黒黄とかは関係な いです。何でRaidから出すっていうのはね。。。 実際はアルバムを発売すると決めた時、3、4のレーベルから声をかけられたんですけど、僕は死ぬほど自分の音楽の為に頑張る奴ですから、他の人 (やレーベル) の努力にあまり自信がなくて、ただCDをプレスして、ただお店においていくのは誰でも出来るので、わがままでこの作品の為に超頑張るレーベルを探してい た。そこで急にRaid Systemから話が来た時に、「おお、コイツは超頑張ってるし、考え方も近いし、仲間だし!」と思って、Raidに決まりました。 Q : ラップするのと、ビートを作るのはどっちが好き? X : もちろん両方とも好きですよ!だが、日本に来てから、やっぱビートは70%でラップは30%になっちゃったんですね。なぜなら、ライブで大体の人は俺の 言っていることを分かっていないので、本当にリリックがヤバイところでも盛り上がり方が同じ!とりあえず、タイトなオリジナルなフローで盛り上げてもらっ ています。後はビートのほうが難しいから、チャレンジとして、そっちのほうが面白いかな。。。でも、来年から日本語でラップし始めようかなと思っています ので、又50%/50%に戻ってくるかなー。物が簡単過ぎると何か物足りない気がします (笑)。 Q : 世界各地に行って、コネクションを持っているXLIIから見て、今の日本のシーンはどう? X : 日本のシーンはヤバイですよ。凄くいいシーンだと思っています。皆仲良くして、ジャンル関係なく絆を作って、結構居やすいところですね。ロンドンだと、 やっぱ重いっすよ。MCが他のMCを殺す気です (笑)。クラブに行ったら、毎回絶対誰かがケンカでナイフで刺されちゃうか、何処かのクルーにボコボコにされちゃうから、ネガティブなところが多すぎま す。もちろん皆そうじゃないですけど。 昔は中2の頃に、Open Micとか出たりとかしていた時、10人でマイクを回すと、途中コードしか回さなくなっちゃう。誰かが絶対マイクをぱくって、誰も見てないうちに逃げる (笑)。せこいでしょう?(笑)。今は日本でライブするとき、機材を全部設定して、何処かご飯とか2時間ぐらい外に出ても何も盗まれないです!ケンカもな いし。っていうか、クラブのセキュリティーもないし!最高でしょう。 だが、音楽として2、3ちょっと微妙に好きじゃないポイントもあります。1つは海外のラッパーをマネし過ぎのMCが本当に多いです。それはあまり理解で きないですね。日本のMC、トラックメーカーやリスナーに日本の音楽のアイデンティティーを守って欲しいなーと思います。海外の人をマネすると、日本のも のでもないし海外のものでもないので、何か中途半端などうでもいい物になっちゃう。日本のHip-Hopを日本人らしく自分のものにすれば、そっちのほう が日本人にも世界にもアピールが高いと思っています。昔の日本人MCとかを思い出したら、俺の言っている意味が分かると思います。Ill MariachiのTokona XとかLamp Eyeとか。それはリアルの日本のHip-Hopです。武蔵小金井に住んでる保険会社のサラリーマンで、中途半端な意味不明英語で、自分がコンプトンに住 んでるみたいな雰囲気のラッパーはなんなの? (笑)。もう一つのは、たまに文化的に知らない人と連絡がとりづらいですね。もうちょいオープンで皆でシーンを盛り上げましょうよ! Q : 最近、注目しているアーティストはいる? X : 本当に多いっすよ。昔からMy SpaceできになっていたLornっていう人です。彼のBiggieのリミックスはマジでヤバイです!かっこよ過ぎ。後はMount Kimbieっていう人達。Hip-Hopじゃないですけど、かなり気持ちいい音楽ですね。日本ではEccyさんですね。中々面白いのを作っていますね。 人間も面白いし!(笑) もちろんBroken Hazeですね。彼はいつも皆より一歩先。この間福岡であったSatoっていう人のビートも超かっこよかったし。又福岡のThe Back Warsっていうクルーが居て、彼らのフリースタイルを聞いたとき、やられました。もちろんOlive OilとZorziもずっと間違えない動きしています。UKのMussckっていう人もビート作りマニアですね。1日12曲とか!(笑)。後は気になる アーティスト: Himuro Yoshiteruさんとか、僕のアルバムにも参加しているDJ Audaceとか、Daddy Veda君とか、本当にたくさん居ます。 Q : これからのライブの予定は? X : これからどんどんツアーモードに入りたいと思っています。12月に日本で後2本をやってから、1ヶ月間ヨーロッパでツアーしてきます。帰ってきたら、長野 の白馬と大阪でリリースツアーもしてきます。白馬は1月30日です。大阪はSunsuiっていう箱で2月6日になります。その後もツアー続いていきますの で、是非サイトかMySpaceをチェックしてください!このツアーのため僕はゼロから新しいライブセットやプレイスタイルを立ち上げましたので、機会が あったら、是非見に来てください! Q : 最後に、リスナーにメッセージをどうぞ。 X : ジャンル関係なくいい音楽を聴きまくりましょう!いい音楽はいい音楽ですからね!    


日付 : 2009年12月2日 質問 : 西喜 (wenod records) 回答 : XLII ARTIST : XLII TITLE : EGO FRIENDLY FORMAT : CD LABEL : RAID SYSTEM RELEASE : 2009 PRICE : 1980yen (tax in) wenod特典 : “BuriBuriDubFreestyle” 全4曲入りCDR付き!more info ORDER XLII (PRODUCER/MC) ウクライナ生まれ、UK育ち。26歳という若さにして、MC のキャリアは既に15年。13歳でUKにてオリジナル・トラックの制作を始める。印象的なメロディーラインとタイトなビートのコンビネーションが反響を呼 び、その後フィーチャーされたミックステープがヒップホップ系ラジオ局でも紹介されるように。自主制作で2枚のEP/プロモCDをリリース。現在では、 MC・トラックメイカーとしての活動に加え、DJ、サウンドエンジニアリング、CD/DVD音楽のマスタリングなど幅広く手がける。日本に移して以降、ASA (Jar-Beat Records)、Broken Haze(Insector Labo)、MC Leo(Nuff Mek)、山仁da sportsman(Loop Junction)など数多くのアーティストとステージパフォーマンスを行ない、注目を浴びる。2006年にユニット且つレーベル、FUBAR Recordingsを立ち上げ、2007年にその活動を全国に知らしめるべく東京・名古屋・仙台・関西をライブ巡業。同時にサウンド・エンジニアとしの 活動も活発化。 2008年にはプロダクションからMCまで多彩な才能を遺憾なく発揮した “TIME SLIP EP” が満を持して発表。その他にもヨーロッパで好評を博した人気D&BデュオPentagon&Ethixとの共同制作EP “White Label” など、MC、プロデューサー、エンジニアとして数多くの作品に参加している。2009年12月には予約完売となった “Broken Haze vs Olive Oil” で話題の新レーベルRaid Systemからコンセプト・アルバム “Ego Friendly” が遂にリリース。現在発売中! Myspace : click Official : click ARTIST : XLII TITLE : EGO FRIENDLY EP FORMAT : 12" LABEL : RAID SYSTEM RELEASE : 2009 PRICE : 1680yen (tax in) more info ORDER ARTIST : XLII TITLE : TIME SLIP EP FORMAT : 12" LABEL : RAID SYSTEM RELEASE : 2008 PRICE : 1500yen (tax in)  more info ORDER ページ内キーワード  KRS ONESUPPON RECORDSGEBOMC LEOBROKEN HAZEDJ KEN ONERAID SYSTEMILL MARIACHILAMP EYEECCYSATOTHE BACK WARSOLIVE OILDJ ZORZIHIMURO YOSHITERUDADDY VEDA